あの日にかえりたい

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「あの日にかえりたい」をはじめて聞いたのは16歳の夏だったのかも知れない。シルバー色の車に乗せてもらって加太に泳ぎに行ったとき、車の中に流れていたのは、この曲だったという記憶がある。運転手は、兄貴の友人で、若くして自動車事故でなくなったkさんだった。この人は、ぼくの家に来て、「弘明、髪染めてくれ」と言ってぼくの家の風呂で髪染めをし、ぼくに頭を洗わせたことがある。目が深く引っ込んだ人で、彫りの深い顔が特徴だった。
この曲の歌詞は、意味深な歌詞だ。なかなか読み取りがたい。
もしかしたら、昔好きだった人への気持ちを捨てがたく、結局、今つき合っている人の元から離れて、あの日に帰っていくという歌なのかも知れない。
しかし、帰ったとして、元の彼氏が振り向いてくれるのかどうか。
振り向いてくれなくても、帰る決意をした歌なのかも知れない。

さて、わがIntelMacは、WindowsXPのユーザーになったのでXPをインストールして、マックとウインドウズが両方動くパソコンになった。フュージョンという仮想ディスクを作成して、そこにXPをインストールするという方法を取ったので、マック環境の中にウインドウズが生きることになった。XPの実行速度は、ストレスなく動くものだ。妻のMeよりもかなり速いと思われる。
長くMS-DOSとウインドウズにつき合ってきたぼくの中には、「あの日にかえりたい」という思いはない。両方使ってみるとマックの洗練された画面の美しさを再確認できる。
インターネットの文字がきれいなり、行間もきちんと空くと、ずいぶん使いやすい。
ウインドウズの画面を見ていると、何だか目が疲れる。画面のきれいなマックは、それだけでも乗り換える価値がある。
今日は広域の議会があり初めて出席した。ごみ処理の条例が審議された。ぼくは、質疑の冒頭、最初に結論を述べた。
「この条例案については取り下げて、作り直していただきたい。ごみ処理の基本理念を条例にうたいこむべきだと思うがいかがか」
ぼくの質疑はここから始まった。
質疑の過程の中で、ぼくは、文言上のミスを指摘した。ぼくには、この問題を追及すれば、審議は中断し議案の取り下げが実現するのではないかという見通しがあった。ぼくが予想したとおり、このミスをめぐって審議は中断し、休憩となり、結局ぼくをふくむ議員の多数が、議案の取り下げを求め、条例案については取り下げられた。議会はこのことを確認して閉会となった。
ごみ処理条例については、きちんとごみ処理の理念を盛り込むべきだと思っている。理念なき条例は作るべきではない。そういう変更がおこなわれれば、条例案には賛成したいと思っている。せっかく出直すことになったのだから、今度は誤りのない、中身の良い条例案をつくっていただきたいと思う。
取り下げが、よりよい条例作りに生かされることを願っている。
ごみ処理の基本に返るという点では、「あの日にかえりたい」ということだ。
 


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Posted by 東芝 弘明