子ども議会が開催された

出来事

午後1時30分から子ども議会が開かれた。妙寺中学校と笠田中学校の3年生12人が一般質問を行った。質問は、コミュニティバス問題や防災問題、農業振興、中学校の統廃合、ボール遊びのできる公園、両校における合同のクラブ活動など、多義にわたっていた。
話を聞きながら、大人は如何に中学生や子どもたちの意見を聞かないで政治をしているのか、反省させられた。
6月会議で、大人は小学校の統廃合の時に子どもたちの意見を全く聞いていないという主旨の発言をぼくは行ったが、やはり小学校の統廃合をめぐって、子どもたちはいろいろな思いをもっていた。その上に立って中学校の統廃合の問題も出された。

中学生自身の意見を聞きながら、子どもたちの意見をもっと受けとめていく中で若者の心に響くまちづくりはできるのではないかと思った。ある女の子は、妙寺中学校と笠田中学校の生徒の意見交換の中から、よりよい学校づくりができるのではないか、という考え方を示した。公園のあり方についても、子どもたちが学校生活で感じていることを質問という形で町当局に訴えたのはよかったと思う。

子ども議会を、単なるセレモニーではなくて、中学生の意見表明の大切な仕組みとして位置づけて、これからも取り組まれていくように期待したい。

おそらく、今回の議会に向けて子どもたちは、議会の基本を学び、何をテーマに質問するのかという点で、担当の先生方の負担も重かっただろうと思われる。
本当にご苦労さまでした。


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Posted by 東芝 弘明