かつらぎ町の一般質問、当局は想定問答で答えを用意する

雑感

本日は一般質問のために自宅にこもって原稿を書く日。
昨日土山希美枝教授の連載論文を読んで、「かつらぎ町のように国会の予算質疑と同じような一問一答形式の一般質問というのは、ほとんどないのだろうな」という感想をもった。一問一答形式といっても、実際には答弁書が用意されている自治体が多く、質問は数回程度という感じだ。答弁書が用意される自治体は、当局が答弁書にこだわってしまって質問が深まらない傾向にある。そうなると質問が積み重なっていかないようだ。そもそもそれぞれの質問が長い。会話のように行ったり来たりしない傾向が強いようだ。
かつらぎ町は、議員が質問席に着いて発語するまでどういう角度から質問が始まるのかわからないので、答弁書を作ることができない。当局が用意するのは想定問答になる。ときには、非常に短いやり取りが積み重なることもある。
かつらぎ町の場合は、ケースによっては、町長が最終どのような答弁するのか、課長にもわからないことがあるようだ。町長の議会での答弁によって、思いもしない変化が生じ新しい施策につながった例もある。もちろん質問によっては綿密に打ち合わせをするケースもあるだろう。最近は、議会答弁はよかったのに具体化の段階になると「しない」という傾向がいくつか出てきた。議会答弁が軽くなっている。こういう傾向にどう立ち向かうのか、考える必要がある。

明日の一般質問は、介護保険の総合事業について、本町がどういう姿勢で臨むべきかを問いただす質問と可燃性ごみの広域処理場への持ち込みについて、改善を求める質問の2つ。原稿を書くまで文献を読む。


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Posted by 東芝 弘明