個人の尊厳を守る社会に
安倍さんは、参議院で3分の2を取れるような選挙をしたいと言い始めています。日本国憲法の改正に大手をかけたいという意志を露わにしています。憲法改正の発議を自民、公明、おおさか維新などで行いたいということですね。極めて危険な事態になりつつあるということです。
しかも緊急事態条項の導入から憲法改正に手を付けたいという形ですから、まさにドイツのヒットラーにやり方に学んでいるということです。
非常事態宣言がなされたら、内閣の権限で法律と同等の力を持った政令を内閣が出せるということですから、非常事態宣言によって、国民の基本的人権に制限をかけて戦争に一気に突入することができるようになります。
日本の軍備増強を必要だと思っているみなさんにも、今の状況を考えてほしいと思います。安倍さんを応援している人々も含めて、安倍さんは個人の尊厳を踏みにじり、基本的人権を制限して、アメリカとの戦争に前のめりになって突き進もうとしています。右も左も関係がありません。国民の基本的人権を破壊し、個人の尊厳を破壊しようとしている内閣に対し、力を合わせて反対する必要があります。個人の尊厳を守ることが、安倍政権のやろうとしていることに対する最大の対案です。この大義のためにいっしょに頑張りましょう。
