広域ごみ処理施設の環境アセス、縦覧に行く

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かつらぎ町の生活環境課で、橋本広域市町村圏組合の施設になる広域のごみ処理施設建設にかかる環境アセスメントの縦覧がおこなわれている。朝、8時40分頃役場に行き、縦覧をさせていただいた。1枚10円でコピーをさせてくれるというので76枚程度コピーを申し込んで帰ってきた。
環境影響調査自体は、かなり専門的なので難しい数式が書かれている箇所もあって、ぼくの知識だけでは手に負えない部分もある。しかし、意見を提出しないと自治体に於ける説明会が行われなくなるので、自分なりに検討もおこなって、意見を提出しようと思っている。
この前、広域の事務組合主催でおこなわれた説明会では、前提条件などを一切開示しないで、環境影響調査の結果だけを報告するという説明方法が取られていた。
こういう施設を建てた場合、待機に排出されるガスは、600メートル地点でかくかくしかじかの濃度で拡散していくので、調査はこういう方法でおこなった。──こんな風に説明してくれたら素人でも何となくわかる。しかし、説明したのは、“現在空気中に存在している物質の濃度がこれだけで、施設が稼働するとさらに(わずかだが)これだけのガスが排出されることになる”というたぐいのものだった。
これでは、何を根拠に数値を出してきたのかさっぱりわからない。
資料を縦覧すると、現況調査、施設建設の内容、施設建設時の環境への負荷、施設稼働時の環境への負荷、総合評価という内容になっている。影響調査の角度も多義にわたっており、大気汚染、土壌汚染、排水による水質汚染、騒音、生態系(鳥獣・昆虫・植物などなど)への影響、人間の生活状態と人間への影響、開発による自然環境への影響などが列挙されている。
ざっとみたところ、建設されるストーカー炉の影響は微々たるものだという感じだ。
広域の説明会の時には、建設される施設はこういうもので、環境への負荷を軽減するためにこのような工夫がなされた結果、こういう影響が出ると考えているというような説明をしていただきたいと注文した。かつらぎ町でおこなう説明会では、このような説明をおこなっていただきたいものだ。
説明会の日時は12月1日。公聴会の日程は11月1日。ぼくが意見を提出したら何人ぐらい説明を聞きに来るだろうか。コピーした資料を手に入れたら、時間をとって自分の意見をまとめてみよう。


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Posted by 東芝 弘明