花火の描写

出来事

朝から事務所で会議をして、和歌山市内に移動して会議に参加し、4時過ぎにかつらぎ町の総合文化会館に戻ってきた。そこからは夏まつりの駐車場係をした。7時を過ぎてから車がひっきりなしに入ってきて、駐車場はすぐに一杯になった。
8時に仕事が終わったので花火を見に行き、9時過ぎに自宅に戻ってきた。遅い夕ご飯を食べて、ちょっとうたた寝をしていると10時を回っていた。
総合文化会館に置いている車を取りに行き、事務所に荷物を取りに立ち寄って、いまブログを書いているところだ。

花火のことを描写できるかどうか、実験してみよう。
ライターを灯したような音がすると、火は回転しながら空に登り、一瞬ふっと消えたようになり、その少し上で大きく花火が開く。ほんの少し遅れて腹に響く音がする。しだれ柳のように粒状の光の帯が垂れ下がって消える。少し赤みがかった金色が夜の色の中に消える。
光の噴水が弧を描きながら孔雀の羽のように広がったと思うと、今度は直線的に伸びるビームのような光が左右から同時に発射されて目の前でクロスした。その瞬間、上空で何十発もの打ち上げ花火が連続して放射線状の円を描いて重なった。音が音の上に重なる。シャワーののうな光が下から吹き上がり、小さな花火や大きな花火の円がさらに重なる。巨大な円が観客にのしかかってきた。

花火が終わると、聴衆から拍手が起こる。
風が心地よくなった。夜になると涼しい。
娘と2人、人を縫うように歩いた。早く帰ろう。2人の思いは一緒だった。

花火を描写しても、読む人に伝わるかどうか。難しい。


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出来事

Posted by 東芝 弘明