いい人生とは人のためになる人生
赤旗日曜版を丹念に読むと、心に沁みることがかなり書いてある。
一番心に響いたのは、仲代達矢さんの言葉だった。
「この年になるとわかります。いい人生とは人のためになる人生。悪い人生は自分中心の人生。生きるとは、死ぬまでがんばることです。私は死ぬ時、『俺は生きたぞ』と思いたい」
仲代達矢さんのように、ここまで言い切ることはなかなかできないけれど、自分中心のことだけではなく、自分の願いの実現とともに人のためになる人生を生きたいと思う。割合でいえば、自分自身のことはささやかなものでいい。
Macを使い続けるとか、一眼レフカメラをもつとか、たまには同級生と飲み会をするとか、好きな映画を見るとか、本を読むとか、カラオケで歌うとか。家族との団らんや、娘との会話を楽しむとか。人と会って会話を楽しむとか。それ以外は、人のために役に立つ、まわりの人のために立ち働くなかで喜びを味わえるような人生がいい。
仲代達矢さんの言葉を大上段に掲げるのではなくて、静かな語り口で穏やかにこのようなことを語るというようにしたい。仲代さんのインタビューの言葉自体、かなり物静かに語っているような印象がある。ぼくもそうでありたい。
人のためになる人生を生きるという考え方は、日本共産党員の生き方につながる。
「国民の現実の苦難の軽減」
この立党の精神に共鳴している党員は多いし、そのような気持ちをもって活動している人は多い。