子ども文化祭を見て

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午前中、事務所で学習会の講師を務めた。今回は、弁証法と史的唯物論だった。
弁証法は、カテゴリー論のさわりを説明した。
本質と現象、普遍と特殊、帰納と演繹、量と質、相対的真理と絶対的真理、偶然と必然、肯定と否定などなど。
史的唯物論については、人類の歴史がおおむね原始共産制から奴隷制、封建制、資本主義へと発展してきたことを説明した。
午後、お昼ご飯を食べてから、子ども文化祭を見に行った。舞台発表の11プログラムのうち、笠田地域の子ども会と育成会の発表が6本あった。みんながんばっているなという感じだった。
かつらぎ町は、どうすれば、子ども会を活発にできるかを真剣に考える時期に来ている。
子ども会は、今後、子どもによる自主的な運営をめざして行くべきだろう。
しかし、昔のように地域で親が子どもの活動を見守り支えるという条件が狭まっている。共働きが増えるとともに、子どもの生活の中に学習塾や習い事が増えたことによって、子ども自身が非常に忙しくなっている。親も子も自由になる時間が少なくなり、みんなで集まってさまざまなことを行うことが難しいのだ。
児童館のある地域と児童館のない地域の差が大きい。児童館のある地域は、子ども会が活発に運営されている。そうでない地域は、色々な困難が横たわっている。
育成会という組織は、子どもの自主的な活動を親たちがサポートする役割を担う。育成会を活性化できるかどうかは、子ども会を自主的な運営にできるかどうかにかかっている。
焦点は、子ども会の運営にある。
かつらぎ町は、子ども会の運営がどうなっているのかを調査する必要があるだろう。リアルに子ども会の実態を把握し、この実態を踏まえて、どうすれば子ども会を活発にできるかを考えるべきだ。
この調査を行えば、児童館が果たしている役割が鮮明になり、浮き彫りになるにちがいない。
児童館に光をあて、児童館の充実が求められるかも知れない。
子どもたちの展示ものを見ながら、こういうことを考えた。


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Posted by 東芝 弘明