那賀5町の選挙準備へ 2005年9月14日(水)

出来事

朝も昼からも会議があった。
選挙の感想や今後の活動について相談しあった。
事務所の2階から、西の空き地を見るとぼくが刈り取った草が見事になぎ倒され、枯れ始めていた。投票日の次の日、朝9時30分から4時までかかって刈り取った雑草だ。
左右の腕に筋肉痛が残り、左手にはあんまり力が入らない。
80センチぐらいあった草を刈り取っていくと、それをどけるのに力がいった。腰が痛くならなかったのは腹筋をしていたおかげだろう。
このBlogに筋トレ再開と書いてから腹筋をおこなっていたが、選挙戦が激烈になるにつれて腹筋を中断してしまった。疲れが溜まってきて筋トレへの意欲とパワーが出なかったからだ。
また徐々に再開しようと思う。
「暇な人」からコメントが届いたので、そこに紹介されていたPDFファイルを見た。民主党の中村てつじという議員が、国会で暴露した資料だ。この資料は「郵政民営化・合意形成コミュニケーション戦略(案)」という文書の抜粋だった。興味のある方は一読願いたい。
この資料にもとづく国会質疑もよろしければご覧下さい。
質疑は、本質を突いていないような感じがする。しかし、この会社と国が随意契約を結び、この方針を採用してチラシを作成して配布したことが読み取れる。
国民を識別して、国民のどの層に働きかけキャンペーンを張っていくのかという点や、構造改革の押し出し方が今回の選挙戦の自民党戦術と似ている。この方針の延長線上に、小泉劇場と郵政民営化=改革の本丸→「改革を止めるな」キャンペーンがあったように感じる。
マスコミのすべてが郵政民営化賛成だったことが小泉戦術とマスコミのキャンペーンを一致させる上で好都合だったのではなかろうか。
まったく個人的な感想だが、小泉総理は、森内閣から政権を継承するときにマスコミとのつきあい方を何よりも大切にしたように思う。一挙手一投足がマスコミの批判にさらされた森総理の教訓をふまえてのことだったのかも知れない。
あのイラク人質事件が起こったとき、自作自演説がインターネットに流され、ものすごいスピードでこの情報がインターネット上を駆けめぐった。しかし、かなり早い段階で自作自演の情報はにせ物だったと判明した。その後、自己責任論がものすごい勢いで日本社会を覆った。自作自演説が、3人の人質への強い批判として起こり、それが自己責任論へと直結していったように見えた。人質事件の最中に、ある写真週刊誌は、この自作自演の偽情報を流したのは官邸筋だと指摘した。
東京新聞はこの人質事件が発覚したときに、首相が、赤坂プリンスホテルでマスコミ関係者と会食をしていたことを報道した。同席していたのは安部晋三氏。安部氏は首相に耳打ちしたが、首相はマスコミ関係者に事件をまったく伝えずに悠々とワインを飲みステーキを食べたという。
このエピソードは、ハワイで森総理が原潜の衝突による沈没事故が起こり、その一報が告げられてもゴルフを止めなかったことと似ていないだろうか。小泉総理の会食のエピソードは、新聞で報道されたにもかかわらず、テレビは、これを一切取り上げなかった。
閑話休題。
ちょっと総選挙のメディア戦略を引きずりすぎである。この話題はこの辺で打ち止め。
一般質問の準備を始めなければならない。
頭の切り替え、切り替え。エイ、ヤー。
娘は運動会の練習で、毎日がんばっているみたい。今日、宿題のドリルを見せてもらったら漢字の数字を習い始めていた。学習テンポが速い。親の方が驚く。


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出来事

Posted by 東芝 弘明