コンピュータランド和歌山へ 2006年8月10日(木)

Mac

朝、新聞配達後、事務所で「かつらぎ民報」をプリントアウト。
その後、帰宅し洗面をしてから和歌山のMacintosh専門店=コンピュータランドへ。
まず、車にガソリンを入れ、朝食をとっていないので、ローソンによってパンを購入。打田の紀陽銀行でお金をおろして和歌山市に向かってへ車を走らせた。
ほぼ4車線の24号バイパスをそのまま走り、紀ノ川右岸(北側)を走ろうかと思ったが、紀ノ川を渡り、東警察署の前を通り、和歌山駅の南地下道をくぐり、三年坂の手前まで行って右折し、お堀のクランク状態の道を抜けて、紀ノ川大橋を越えることにした。
この選択は大失敗だった。
紀ノ川を渡ったとたんに大渋滞に巻き込まれた。車が動かない。10時まであと20分ある。普通はこれだけ時間があれば、狐島方面まで到着できる。しかし、結局、和歌山駅の南地下道の当たりでFM802が10時を告げた。ほんの数キロの距離に20分かかってしまった。
三年坂が近づいてくるとようやく車が流れ出し、けやき通りにはいるとウソのように車が少なくなった。一時は目の前に車の存在なしのような感じもあった。
紀ノ川大橋を渡り、オークワのジストシネマを右手に見て、少し車をさらに走らせコンピュータランドの近くの駐車場に到着したのは、10時15分だった。けやき通りに入ってからかかった時間は5分。渋滞はいつも霧のように消えてなくなる。
平日、このルートを使って和歌山市内に行くのはさけた方がいい。紀ノ川を渡ってから35分もかかってしまった。
これが本日の苦い教訓だった。
コンピュータランドは、倉庫のような建物の2階にあり、鉄の階段を上るとAppleのリンゴマークと透明なビニールのカーテンが出迎えてくれた。このカーテンで仕切られた部屋がコンピュータランドのお店だった。
「昨日電話を入れた東芝です」
話しかけると奥からこのお店の社長さん(だと思う。これでお会いするのは2回目)が出迎えてくださった。
PowerBookのハードディスク交換は、かなり難しくユーザーが自分で行うにはハードルが高い。話を聞くと、iBookの方がもっと交換が難しいらしい。
「Appleで修理すると5万円はかかりますよ」
今回の修理代は、ハードディスク代が11500円、交換手数料が8000円程度だった。少し調べてみたが、手数料が8000円というのはかなり安い。しかも、自分でPowerBookを持って行き、出来上がるのを待てば修理でき次第持って帰れるというのが大きな魅力だった。
「出来上がったら電話をさしあげます」
10時半にお店を出て、待っている間、ジストシネマに行ってみることにした。
「交換には2時間程度かかる」
そういう話だったので、本を見てコーヒーでも飲もう、そう決めて車を走らせた。
ジストシネマの1階は、巨大なWAYで広い館内に和歌山県下一と思われる大量の本が並べられていた。こういう空間は本好きにはたまらない。
2階はジストシネマ10のフロアでシネマコンプレックス方式の映画館になっている。
10というから10個の小屋があるのかも知れない。
WAYで文章指南の新書版2冊「YESと言わせる文章術」、「プロ作家になるための四十カ条」を購入して、スターバックスコーヒーのお店でコーヒーを飲みながら本を読むことにした。
スターバックスコーヒーは、WAYと同じフロアにある。本を購入しなくても、本棚の横には腰掛けが置かれているので本を読むことができる。
しかし、本を購入してコーヒーを飲みながらゆっくり本を読めるのがいい。
コーヒーを3分の1ほど飲んだところで、テーブルの上に置いていた携帯が鳴った。
時計は11時30分を指していた。
「交換が終了しました」
社長さんの声だった。
お店に戻って、PowerBookを受け取り、Macについての話をさせていただいた。Macintosh愛好家は、Macにまつわる文化や物語をするのが大好きで、良いところと悪いところを話をし、Windowsとの違いを語り合うと時間を忘れる。
社長さんから.Macにまつわる話を聞かせていただけたのは収穫だった。
自宅に戻ったのは2時。
妻は、なぜ帰りが1時間も遅くなったのか尋ね、修理に時間がかかったのを疑った。
ぼくは、Macの話に夢中になって遅くなったのはごまかし、渋滞に巻き込まれたこと、2時間修理にかかったことを理由にした。
「私も1日、自由な時間がほしいわ」
言葉に短いとげがある。
妻は“やはり鋭い”。
2時から千代田病院に妻の従姉をお見舞いに行った。
手術の経過は良好で、回復に向かっていたのがうれしかった。
病院にいく途中、橋本市の林間にあるマクドナルドに寄って遅い昼食を3人で取ることにした。
娘は、ハッピーセットを購入して、飲み物はマックシェイクのイチゴミルクをたのんだ。
ぼくは、シェイクを飲む娘の顔を携帯のカメラで撮影した。
娘は、ムンクの叫びのように、ホッペタをへこませ、めんたまを大きく開いて、何とも面白い表情になってシェイクを吸い上げた。なかなか固まっていて飲めない。
写真に写った顔を見て、3人で笑い転げてしまった。
帰宅したのが8時。9時から外付けハードディスクから内蔵ハードディスクにデータを流し込み、復旧が完成したのは11時過ぎだった。この間、ぼくは時々進行具合をチェックしただけ。
Backupが完了しましたというダイアログが現れて、8月7日に発生したHDDクラッシュ事件は、復旧作業も完了して一件落着した。
今日のブログは、内蔵ハードディスクから立ち上げたシステムで書いている。
これで新品に近いPowerBookに戻った。
悪夢のようなクラッシュでほぼ1か月半ぐらいのデータが失われた。
6月議会の一般質問の原稿データと反対討論のデータ、選挙はがきのデータ、本番直前の演説原稿などが失われた。でも、これぐらいの傷ですみ、復旧に2時間ほどしかかからなかったのは、バックアップのおかげだった。
外付けを購入していて本当に良かった。
バックアップを習慣にして故障が起こっても傷を最小限に。
このことを心に刻もう。


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Posted by 東芝 弘明