中秋の名月、今年は満月

雑感

4時30分に中秋の名月(21日から日をまたいだ22日の朝はまだ中秋の名月ですよね)を見て車を走らせていた。十五夜が満月になるのは珍しいという話を月の好きな女性が書いていた。この珍しい月を見て、まだ夜の底が暗い朝、新聞配達をしたのは幸せだったのかも知れない。
帰ってきて、2時間と少し経った朝7時30分から『おかえりモネ』を見た。今回は神回だと思った。このドラマは東日本大震災で被災した気仙沼の島とそれにまつわるモネの体験が核になっており、さらにモネと医者の菅波先生の恋愛がひとつの軸になっている。
ドラマでは、突然突風が吹いて、実家と牡蠣棚が損壊したのに、家族に連絡がつかなという事態が発生する。実家の様子が分からなくて困惑しているモネに対し菅波先生は、8時の新幹線に乗れば夜中には島に帰れると言い、モネの背中を押す。モネを乗せたタクシーが島に着いたのは深夜だった。
しかし、モネの実家には、壊れた牡蠣棚から収穫してきた牡蠣を出荷する作業に追われている人々がいた。想像していた状況とは全く違う実家の様子に圧倒され、庭先の陰に立ちすくんでいたモネは、あふれる涙を拭って勇気を出してみんなの前に出て行く。足を踏み出したショットが、モネの新しい出発になることを暗示する。

モネも明るくにぎやかに、まるでお祭りのようにしながら牡蠣の出荷に追われている人々の中に溶け込んで作業をはじめる。仕事が一段落するなか、深夜なのに宴会のテーブルで同級生の後藤三生が、お酒に酔った勢いもあってお寺を継いでお坊さんになる決意を表明する。本気かどうか、それを明らかにするために髪を切ってみせる三生。そこからみんなで断髪式へと話が進んでバリカンで丸坊主にするシーンになる。眠っていたお坊さんのお父さんも起きてきて、自分の息子にバリカンをあてる。同級生もモネもバリカンで三生の頭の毛を刈り上げる。

見ていて涙が出てきた。この回は「髪回」だとも思った。このあとモネはモネの部屋で妹の未知に島に帰ってきたいと話す。
言いドラマを見せてもらった。幸せな気分になった。

こういう朝を体験して、議会に臨んだ。学童保育が公設民営化され、保育料が値下げされた。子育て支援策が、明確な目的と意図をもって展開されはじめている。若い世代の子育て支援に力を入れつつ、住みよいかつらぎ町へと目的意識をもって進み始めたかつらぎ町という姿が見えてきて嬉しくなった。

夕方は、人間関係のすこぶるいい九度山町に妻を迎えに行き、病院に連れて行った。夜は妻の指導を受けつつ豚の角煮丼を作った。


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雑感

Posted by 東芝 弘明