笠田中の企業誘致

雑感

朝から役場に行き、ヒアリングを重ねた。他の議員の姿は見えなかった。議会準備をしてほしいなと感じたが、議会の構成が変わっても、準備をしている議員が少ないのは、現時点では変わっていない。最初が肝心だと思うのだが、どうなんだろう。

自宅で準備している人もいると思う。ぼくもある段階が来ると、自分で資料とにらめっこをしながら、準備をすることが大事になってくる。徹底的に集中して、質疑の準備をしなければ、中身の濃い質疑はできない。

今回、企業誘致のための用地買収の議案が出されている。以前自治体は企業用地を造成してから企業誘致をしてきた。しかし、この方法では、用意した土地が企業の条件に合わないことも多かった。面積が小さすぎる、水が必要なのに水がない、大量の電気が必要、高速道路から遠いなどなど、企業が進出できるかどうかは、さまざまな要因による。

地方自治体が、どのような形で企業誘致を進められるのか、にわかに勉強をし始めると、オーダーメード型企業誘致という言葉が見つかった。企業の注文を受けて、地方自治体がその企業にベストフィットする用地を見つけ、企業との交渉によって環境を整えていくという考え方だ。企業の注文を受けて造成する場合もあるし、用地の購入だけ行って企業に売却する道もあると思われる。この場合、最初に実現するのは、おそらく注文する企業側と自治体側の協定ではないだろうか。この点については、企業誘致に関わってきた職員に聞いてみたい。

かつらぎ町の補正予算には、笠田中事業用地購入費1億3589万2000円、物件補償費8679万円の予算が組まれている。補償費が多いのは、立木が1000本ほどあるからだという。今回の企業誘致の仕方でいえば、オーダーメード型の企業誘致が一番いい方法であり、ケースによっては国の補助金や企業誘致に関わる制度の活用もできるのではないかと思われる。

さて、16日はどのような議論になるだろうか。


にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 和歌山県情報へにほんブログ村 政治ブログへにほんブログ村 哲学・思想ブログ 哲学へにほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログへブログランキング・にほんブログ村へ

雑感

Posted by 東芝 弘明