第2回公聴会

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適正配置検討委員会の第2回公聴会が総合文化会館で夜、6時からおこなわれた。
今回も5人の公述人が発言をおこなった。
新城の山村留学に取り組みたいというYさんが最初の公述人だった。
5人目に同級生のK君が公述をおこなった。
いきなり「ふるさと」を歌い出した。
演説がうまい。というか、うますぎる。
15分間の、非常に上手なミニ講演を聞いている感じがした。
しかし、訴えたい本音がきちんと語られていて、心を打った。
渋田小学校の改築だけでなく、かつらぎ町全体の小学校の統廃合について言及し、「山間部の学校を分校にして特例債を活用できないだろうか」という提案もおこなった。
なかなか面白い提案だ。
この方式で、学校の改築が認められるのであれば、いい案になると思う。
「渋田小学校を早急に改築してほしい」という要望もしっかりおこなっていた。
さまざまな方々の意見を聞き、適正配置の検討委員会委員は、どんな思いを胸に抱いているのであろう。今回は、公述人に対し質問も出てようやく、公述した人とのやり取りも見ることができて、よかったと思う。
悩みはより一層深まっていく。しかし、住民の意見を聞き、大いに悩むこと。この問題では、こういうやり取りがものすごく大切だと思う。住民の願いも知らないで、願いも聞かないで、分かったような顔をして答えを出すなどということは、すべきでない。
公聴会などという取り組みは、まったく初めての試みだが、こういう試みこそ地方自治に求められていることだと思う。


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Posted by 東芝 弘明