渋田小学校の請願 継続審議に

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総務文教常任委員会が開催された。
所管事務の簡単な説明がおこなわれ、午後の冒頭、「渋田小学校改築に関する請願書」の審議がおこなわれた。
その結果、請願は継続審議となった。
なぜ継続審議になったのかという点については、異例のことだが委員長報告をおこなうことになった。今日の時点では、まだ委員会の審議が終わったばかりであり、委員長報告も出来上がっていないので、これらの手続きがすむのを待って、後日、今日の審議内容も含めまとまった記事を書きたいと思う。
学校の統廃合は、きわめて複雑な難しい問題を抱えている。統廃合は、かつらぎ町の歴史と地域の歴史を大きく変えてしまう意思の決定になる。ただ単に財政が厳しいから地域の学校を廃止して、一つにまとめてしまうというような考え方ではいけない。
河南の地域に学校は必要であり、渋田小学校の建設はおこなわれるべきだ。この意見にぼくは賛成だ。それでも、今回は継続審議という態度を最終には選択した。
「町立幼稚園及び学校適正配置・整備計画検討委員会」は、パブリックコメントを求めるとともに、タウンミーティングを開くことになる。この点については、ぼくが提案していたことが実る形だ。住民と行政の間で十分な意見交換がおこなわれ、意見を聞いたからもういいというガス抜きではない建設的な検討がおこなわれ、方向が打ち出されることが望ましい。
住民請願は重いといわなければならない。渋田地域の方々は、15年ちかく改築を望みつづけ、またされてきた。地方自治体は、住民のきわめて強い要望を踏まえるべきだと思う。地方自治体というのは、住民の信託を受け、運営されるべきものであって、住民からかけ離れたところで独立して成り立っているものではない。
心からそう思う。


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Posted by 東芝 弘明