笠田小学校の卒業式

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笠田小学校の卒業式に来賓として出席した。
卒業式に出席すると胸にジンとくるものがある。目頭が熱くなる。
年齢を重ねていくと、人間、枯れるのではなく体験が積み重なっていく分、さまざまな思いが胸に迫ってきて、涙もろくなってくる。自分が感じてきている思いをさまざまな人の話の中から感じ取ってしまって、どうも涙腺が弱くなる。
昨年、娘の1年生のときの担任のS先生が、卒業生の担任の1人だったが、見ると目頭が熱くなっており、涙ぐんでいらっしゃった。
卒業生を送り出す担任の先生の胸に迫ってくる重いが感じ取られて、どうもこちらの涙腺もゆるんでしまった。
人々の思いの中には、純粋な、きれいな心根がある。歪んだ心根ときれいな心根が、複雑に絡んで人間は存在している。世の中にある矛盾した傾向は、人々の中にも矛盾した思いとして、反映していく。
卒業式は、人々のきれいな純粋な思いが溢れてくる式だと感じる。
1年の締めくくり、6年間の締めくくりのこの日。校歌を胸に染みこませて子どもたちは巣立つ。
「おめでとう」
この言葉には、6年間のくらしの思いがこもっている。


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Posted by 東芝 弘明