掃除
ほとんど、今日一日を自宅で過ごした。
娘は、何時ものごとく、ブラスバンドの練習に行った。
ぼくは、10時頃から掃除を始めた。
雑巾で拭き掃除をすると、雑巾が真っ黒になる。かなりホコリが溜まっている。毎日、毎日、空気中に舞い上がった小さなホコリが、静かに音もなく降り積もって行く。日々の積み重ね。ホコリの主成分は、繊維らしい。ふとんを上げたり下ろしたり、服を脱いだりすると細かいホコリが空気中に舞い上がり降りてくる。
人が歩くたびに、静かに舞い上がり、静かに舞い降りる。
廊下の端っこや冷蔵庫の隅、テーブルの下、テレビの足のところ、机の上、本棚と本とのわずかな隙間、ホコリはどんなところにも入り込んで行く。まるで全てを照らす太陽のように。
日曜日、出ていくことが重なってくると掃除をすることに参加しなくなる。すると、家族の不満がホコリのように溜まってくる。不満というホコリは、いたるところに入り込んできて、ときどき小さな爆発を起こす。
一日時間があると思いながら、掃除をしているとリビングの掃除が午後にまわってしまった。昼食の後、昼寝をして起きると3時をまわっていた。
掃除機をリビングにもってくる。
「もう明日でいいで」
家人の一言で掃除機を収納庫にしまう。
明日もリビングの掃除が待っている。








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