収入役の商品券、ニュース流れる 2005年10月4日(火)

出来事

午前中、役場にNHKや各新聞社からの取材がおこなわれたようだ。NHKのお昼のニュースや夕方のニュースでも、収入役による議員への商品券送付のニュースが流れた。
お昼、自宅に食べに帰ると、住民の方からも「ニュースを見た」という電話があった。
かなり怒っていた。
日本共産党が議長と町長宛に提出した申し入れ文書は次のとおり
北浦亮三収入役から届いた商品券問題について、調査と真相解明を求める申し入れ
明日、新聞にいっせいに記事が載ると思われる。
夕方のNHKニュースを見ると、議長が商品券を回収して収入役に返すということだ。
まだ、全ての回収が終わっていないらしい。
対応がかなりゆっくりしている。
今回の事件は、世間の常識からいって珍しい例のようだ。議会の人事案件を通してもらったからといって、お礼をする例はないということだろう。
世間のニュースになり、収入役の本名がテレビに流れたので、収入役の名前を書くことにした。
ただし、10月2日に載せていた写真は、忠告にしたがって削除した。
現在、かつらぎ民報を作成中である。収入役を復活させたことは、行政改革に取り組んできた役場の空気まで壊してしまった。予算の削減をおこなわないと赤字再建団体になるといっていた町の姿勢を、今回の人事は真正面から打ち砕いた。
その上に今回の事件である。
日本共産党の町議団は、今回の事件も含めて住民に情報を開示して、判断してもらおうと準備している。
「住民こそ主人公」
こういうスローガンを掲げて、住民に役場で起こっていること、議会で起こっていることを伝えてきた。花園村との合併の中で、失職するはずの花園村3役のポストが全部確保され、村長が収入役のポストまで復活して役職に就いたことは、きちんと伝える責任があると思っている。マスコミは、今回の事件のなかで、廃止されていた収入役を復活させたことには一切ふれていない。マスコミだけでは、事態の全体像は明らかにならないと思う。
住民自身が自らの手で歴史を拓く。


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出来事

Posted by 東芝 弘明