翳りゆく部屋
パイプオルガンは、値段にすると1億円を超えるという。日本にパイプオルガンは、はたしていくつぐらいあるのだろうか。ネットで調べてみると日本にはかなりの数のパイプオルガンがあるようだが、ものすごく巨大で美しいものもあるようだ。
ユーミンの「翳りゆく部屋」は、パイプオルガンの伴奏が録音されている。この音が聞く物の心に残るのだろうか。この曲を初めて聴いたときから忘れられない曲となった。
ユーミンの音程は、女性としては低い方なので、同じキーで歌ってみることが何度もあった。しかし、もっとも音の高い部分になるとどうしても声が出ない。
この曲をユーミンと同じキーで歌いたいと思いながら、その願いはかなわないでいる。
この曲は、別れを歌った曲。
私が今死んでも輝きは戻らないというのには、意味不明なところがある。でも、この曲は、部屋から去っていく男とその靴音を聞いている女のドラマを切り取って、寂しさを漂わせている。
なんだか、切なさがいい感じだ。
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