曇りのち晴。洗濯物は外へ

出来事

洗濯を干した。天気予報を確認すると曇りのち晴だった。外に干しても大丈夫だと判断した。
今日と明日は、朝洗濯物を干す必要がある。おばあちゃんが1泊旅行に行ったためだ。外で干すのは寒いので、リビングにある部屋干し用のX脚の干し器にハンガーで洗濯物を干していく。ハンガーは頭の所が大きな洗濯ばさみのようになっていて、ポールをはさむことができるものだ。服のボタンをとめて、このハンガーで干せば、風が吹いても洗濯物が飛ばない。等間隔に干しても風に吹かれて間隔が狭まったり、洗濯物が重なったりしない。ズボンはポケットが乾きやすいように裏返して干す。靴下類は四角い洗濯ばさみがたくさんついた干し器に干す。洗濯カゴ一杯の洗濯物をハンガーや干し器に吊して完成したら家の外の運び出す。自宅の庭には洗濯物の物干し竿が段違い平行棒のように並んでいるので、そこに干し替える。タオル類は、別の移動式干し器に干して、風で飛ばないように洗濯ばさみではさむようにしている。

娘に対して「洗濯物取り入れて」というメモ書きをし、食卓の上に置いて家を出た。今日の行き先は橋本市岸上にあるコメダ珈琲だった。そこで9条の会連絡会の事務局会議が行われた。終わってから、ジョーシンに立ち寄ってiPhoneの透明カバーを購入した。紀北分院に行き、人と会う約束があったので、午後1時に間に合うように紀北分院の駐車場に入った。

夜、読みかけの大竹しのぶさんの『まあいいか』を読み終えた。やっぱり読み終えるのがもったいないエッセイだった。
エッセイの中に、娘のイマルちゃんが犬の散歩から帰ってきて、「お母さぁーん、お母さぁーん」と玄関で叫んだという話があった。倒れている男の人に声をかけたが、「おねえちゃん、悪いようにしないから……」と言われたので怖くなって帰ってきた。イマルちゃんは、でも、もし本当に具合が悪かったらどうしよう、と言った。イマルちゃんが心配するので大竹しのぶさんは、様子を見に行った。結局男性は単なる酔っ払いで、しのぶさんが近づくと気分よく歌を歌っていた。

しのぶさんは、誰もが知る大女優の一人で、非常に深い演技のできる魔女のような人なのに、ほんとに何の気負いもなく普通の人と同じように日常生活を送っている。娘が男の人が心配だというので、じゃあ私が見てくるという心と体の動かし方には、上から目線などは微塵もない。毎日を嬉しそうに、楽しそうに、自由に、天真爛漫に生きている。巻末にリリー・フランキーという妙な自然体の、つかみ所のない人との対談が収録されているが、リリーさんは、しのぶさんのことを「無邪気じゃないですか」と語っている。しのぶさんの楽天的な楽しい文章を読み続けるのは心地よい。
憲法9条を守れ、平和を守れ。しのぶさんはこういう人でもある。平和への思いや命の尊さへの思いは、舞台や演技への思いと同じ心の中にある。
読み終えたので、この本は人にお貸しする。大竹しのぶさんから元気をもらってね、という感じでこの本はちょっとした旅に出る。


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出来事

Posted by 東芝 弘明