介護保険のかなめ石
全県議員研修会。
介護保険の講師は、日下部雅喜さん。総合事業のことがテーマだったが、介護保険の未来が大きく左右される課題であることがよくわかった。介護保険が社会的詐欺に決定的に転落するかどうかのかなめ石が、総合事業になる。
12月にこのテーマで一般質問を行う気持ちになった。質問する時に最も大切なのは、この課題が介護保険改悪にとってどのような位置を占めているのかを浮き彫りにすることだ。
個々の課題で、住民本位の立場をとっていただくためには、介護保険を見つめる哲学が重要になる。介護保険の全体の姿をどのようにしてコンパクトに、かつ鮮明に豊かなイメージを持って伝えつつ課題に迫れるかどうか。なぜ市町村が、従来と同じ訪問サービスとデイサービスを維持すべきなのか。新しいサービスを検討したとしても、住民本位の方向を見据え、ぶれないようにするには、何が必要なのか。
このことが伝わるように質問を組み立てる必要がある。事前に担当者と話し込むことも重要になる。研修会場で日下部さんの本を2冊本買った。この本は、物事の本質を鮮明に描く力を与えてくれそうだ。
