議会は国民主権を実現するための機関

雑感

岩出市に行っている。選挙が近い。市議選挙という身近な選挙になると、政策も生活密着のものになる。岩出市は中学校を卒業するまで医療費を無料にすることを拒否している珍しい市になりつつある。窓口で3割負担、手続きすれば1割負担になるという住民に手続きの煩雑さを押しつけるという点でも、拒否感がにじみ出ている。
「子育てに冷たい街ですね」
こういう言葉が市民の中から出てきた。岩出に移り住んで、いい感じだったのに住み始めると次第に実感する子育てに冷たい姿勢。どうして、岩出市はこういうことになっているのだろう。

議会を変える必要がある。議員は住民の代表として、住民の要求を実現する責任がある。選挙で住民の代表を選ぶんだから、議員は、国民主権にもとづいて、国民の意思を体現しなければならない。間接民主主義というのは、選挙で選ばれた議員が、国民の信託に基づいて、国民の意思を行政に反映させなければならない。子どもの医療費の無料化は、和歌山県内でどんどん広がり、圧倒的多数の自治体が中学校卒業まで医療費を無料にしている。岩出市でも、住民は1万3200筆を超える署名を議会に提出して、無料化を求めてきた。これに対し、住民の代表である議員は、日本共産党以外、みんなで反対した。
住民の代表としての議員が、どういう態度を取るべきなのか。この一事は鋭くこの問題を問いかけている。ちなみに岩出市で中学校を卒業するまで医療費を無料にするのに必要な追加的予算はあと4000万円。労働者の多いこの市は、しっかり税金を納めている。積み立てられた財政調整基金は15億円、借金が極めて少ない市であるのに、積み立てられた減債基金という名の借金返済のための基金は17億円。この減債基金は、事実上、第2の財政調整基金になっている。この2つだけで32億円もある。この自由に使える貯金は、年々増えている。ほんの少し4000万円を予算化するだけで、中学校を卒業するまで医療費を無料にできる。
こういう事実関係があり、子どもの人口が多い市で、住民が他の自治体のように医療費無料化の拡充を求めているのだから、議員は、すすんで力を合わせて医療費無料化を実行に移すべきではないだろうか。

住民の代表としての議会のあり方が問われている。選挙の告示は1月22日、投票は1月29日。医療費無料化をの世論を起こして、議会を住民の代表として機能するように迫ろう。日本共産党は、今このことを真剣に求め、訴えている。

雑感

Posted by 東芝 弘明