被曝2世のクスノキとアオギリ
かつらぎ町の総合文化会館の横に被曝2世のクスノキとアオギリが植樹されて15年ほどが経過しているのを知っているだろうか。ほとんどの方は知らない。クスノキは平成15年3月6日に南町町によって植樹されているが、そのことを案内する記念の標識も倒れたままでその存在がアピールされることもなく、今に至っている。
長崎で被曝したクスノキは、爆心地から800メートル離れた山王神社の2本の木だ。歌手の福山雅治さん(被曝2世)は、この木を題材にして「クスノキ」」という歌を作っている。
広島のアオギリについては、「爆心地から1.3キロメートル離れた旧広島逓信局の中庭で被曝した木で、爆心地側の幹半分が熱線と爆風により焼けてえぐられましたが、焦土の中で青々と芽を吹き返し、被爆者に生きる希望を与えました。」(日本非核宣言自治体ホームページより)と書かれている。
具体的な形にして核兵器廃絶を考え、訴えていくために、この木の移転、植樹を訴える一般質問を行う。質問日は12月13日、時間は9時から。ぼくが今回は質問のトップバッターになる。
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