中飯降の林地開発について報告を受けた

出来事,かつらぎ町議会

厚生文教常任委員会が開催された。
中飯降の林地開発で土砂の中に産業廃棄物(ガラス片、瓦、針金など)が入っていた問題のその後の経過が報告された。報告では、産業廃棄物を分別処理することになっていた株式会社砂貴が3月29日付けで破産手続きを開始したことも明らかになった。
埋め立てられた土砂は面積にして4ヘクタール強の谷地だ。実は、この土地のうち3ヘクタールほどを株式会社ケイズが購入していた。土地管理者となった(株)ケイズが、(株)砂貴の林地開発の土砂に産業廃棄物が入っている可能性があるという指摘をし、県の廃棄物指導室による現地土壌検査・浸透水検査が行われ、産廃物の混入が確認されたというのが今までの経緯だ。県の検査では、廃棄物による有害物質等の土地への浸潤の可能性はないということだった。

(株)砂貴は、指摘された土砂を掘り起こし、産廃物を分別して適正に処理することが求められていた。このような作業は、埋め立てた4ヘクタールについて行われるはずだった。埋め立てた土砂に産廃物が混入されていたら、掘り起こしと分別にかなりの費用が発生するだろう。埋め立て地の4ヘクタールの中にどれだけの産廃物が混入されているかは、検査と掘り起こしをしてみないと分からないということだ。

(株)砂貴がどのような事業を行っていたのかも知りたい。なぜ埋め立てた土砂の中に産廃物が混入していたのか。(株)砂貴が行っていた事業とは何だったのか。

(株)ケイズが、(株)砂貴が林地開発をしていた土地をどのような経緯があって購入したのだろうか。保健所(県)に対し、(株)ケイズは、(株)砂貴の事業を継承することを打診している。継承ということは、県が(株)砂貴に求めていた掘り起こしと分別処理をするということになるということだろうか。事業を継承したときに、この事業で利益が上がるのかどうか。その仕組みも知りたい。


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出来事,かつらぎ町議会

Posted by 東芝 弘明