たまたま勝った
「早朝配達を替わりますよ」
そう言われたので、少しゆっくり寝ることにして、目覚ましを5時30分に合わせて寝た。
朝起きたときに薄目を開けると、時計は6時30分を指していた。
やばっ、頭の中で声がした。ガバッと飛び起きると足下がふらついた。どうしよう、会議のレジメができていない、そう思いつつ、コーヒーを淹れた。余裕か、開き直りか。とにかく洗濯物を洗濯機に入れ、洗剤を入れてスイッチをオンにし、食洗機に食器を入れて機械を動かし、Macを開いた。レジメを書く前に一つ会議用の資料になる表を作成した。それからレジメに向かった。今日はどうあがいても、朝ドラを見る余裕はない。コーヒーは飲めた。それはよかった。
洗濯を干して、不燃物を集積場に運んで、さらに日曜版の郵送を出すために郵便局に行く必要があった。事務所に到着したのが8時45分。間に合う。そう思いながら帯封を作り、郵便局に行った。9時5分に郵便局を出て打田に向かった。京奈和を西に走り、打田で降りて、粉河加太線を西に行って、ファミマのある信号を左に折れて南下すると今度はローソンが見えてくる。
9時30分からの会議の5分前に到着した。間に合った。レジメも一応できた。良かった。
急げばなんとかなることはある。間に合うことを体が知っているのか、知らないのか。体内時計は正確なのか違うのか。そんなことは分からない。
時間とのたたかいに今日はたまたま勝つことができた。結局6時30分から9時30分まで。余った時間は5分だった。








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コメント一覧
切迫感のあるいい文章であると思います。