隣の店はいとこの長男のお店だった

出来事

朝起きて、家の前の庭を見ると、水たまりができていて、雨がそこに落ち輪を作っていた。激しくはないが、しとしと降る感じだった。ゴミ出しをして、食器洗い機に食器を入れ、洗濯を干し、乾燥機の洗濯物をたたんで家を出たのは8時40分だった。コーヒーを飲んでいなかったので、笠田中の跨線橋を渡ったところの交差点にあるローソンに立ち寄ってコーヒーのMサイズを注文した。京奈和に乗って、あと少しで打田に着くというところで、ラジオから9時の時報が鳴った。
「5分遅れになりそう」
そう思いながら、京奈和を降りてセブンイレブンの交差点を曲がった。次の交差点にはファミマがあり、この交差点を南下するとローソンの交差点が見えてくる。この交差点に石井事務所がある。
到着するともう作業が始まっていた。今日は掃除をして、事務所のすべてを撤去しようという日だった。借りてきたものを元の場所に戻すこと、引き取ってもらえるものをそれぞれの事務所に引き取ってもらうという作業だった。

12時過ぎに作業が終わったので、紀の川市委員会に行って荷物を下ろして、貴志川のいとこが経営しているおもちゃのお店に行った。お礼を兼ねて顔を見たかった。母方のいとこ。兄貴と1歳違いの、ぼくとは4つ違いのいとこだ。紀美野町の職員だった人で、2年早く退職しておもちゃのお店を開いた人だ。このお店の隣が中華料理屋さんだったので、1時半を回った時点で昼食を撮ることにした。ラーメンと焼きめしの小で900円という定食にした。1人でお店を切り盛りしているお店だった。

ラーメンはあっさり系の醤油ラーメン、焼きめしもおいしかった。このお店を出て隣のお店に入っていった。
「こんにちは」
いとこは、天井近くまで積み上がったおもちゃのトンネルの一番奥にある椅子に座っていた。何年ぶりだろうか。人なつっこい笑顔がそこにあった。話していると隣の中華料理屋さんが、「ぼくの長男の店だ」という話になった。
「顔似てないか」
そう言われたので店長さんの姿を思い浮かべた。
「そういえば似てますね」というと笑顔が返ってきた。

話に花が咲き、いとこの役場勤務時代の話にもなり、最後はたくさん積み上げられているおもちゃの話になった。お客さんが来たのでそれを塩にしてお店を出た。雨はまだ降っていた。時計は4時を回っていた。
河南県道を渋田まで走って、セブンイレブンでコーヒーとデザートを買った。


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出来事

Posted by 東芝 弘明