乾燥機、お釈迦さん
洗濯をして、乾燥機をまわして。
朝はここから始まった。洗濯を干しおわると乾燥機のアラームが鳴った。
「またか」
フィルターにわたのような繊維が詰まって動かなくなったんだろうと思い、フィルターを外し、収納庫から掃除機を引っ張り出した。
わた状になった繊維が、円形の大きなフィルターの形状に綺麗に並ぶのを掃除機で吸い取るのが好きだ。何度やっても面白い。
網雨の上から掃除機の吸引機で吸い取りはじめて、違和感があった。なんだろう、そんなにわた状の繊維がフィルターに集まっていない。一応綺麗にしてから、乾燥機にコンとはめ込んだ。これでok。
もう一度ボタンを押す。
何ともまったりした回転だった。蓋を開けてタオル類の状態をみると、生ぬるい感じ、半乾き状態だった。ボタンは、強のランプが消え、標準が点滅している。
「やばい、壊れた」、お釈迦さんだ。
仕方がないので、半乾きのタオル類を乾燥機から引っ張り出し、縁側の洗濯物干しに掛け、アイリスオーヤマの丸いサーキュレーターで風を送った。
車に乗り込んでから、
「乾燥機が壊れた。大変だ。乾燥できない」
妻と娘にLINEを送った。
妻の対応は早かった。
昼に連絡をとって、午後6時30分に橋本市のジョーシンで待ち合わせした。
雨が1日降っていた。10分前に着くと濡れた駐車場に妻の車があり、運転席にマスクをした妻が乗っていた。
お店の入ると、妻は先頭に立って、まっすぐに歩いて行き、洗濯機のあるコーナーを探して、左に曲がった。突き当たりの壁に乾燥機が2台並んで棚に乗っていた。日立とパナソニック。パナソニックが1万円高かった。
「修理の部品はまだありますかね」
「8年ほどは、部品を置いています。修理をしても次また壊れることもあって、そうなると買うほど修理代がかかります」
女性の店員はそう言った。マスクをしているので年齢が分からない。そう、40代なのか50代なのか。
「何年ほどたっているかなあ」
こんなやり取りをして、置いている台にはまるであろう日立の製品を買うことにした。
「自宅に帰ったら台の型番を教えてください。そうすれば乗せることができるかどうか、わかります」
店員はそう言った。
自宅に帰って、取扱説明書を探し当て、年式を見ると2008年とあった。買ってから14年経っていた。部品がない状態だったので、買って正解だった。
乾燥機の在庫がない、2月1日にお届けという感じになるということだった。
乾燥機のない洗濯はちょっと大変だ。洗濯物が乾かないというのは、かなりのストレスになる。









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