紀の川市区の県議選挙結果
| 候補者名 | 得票数 | 得票率 |
| 坂本 佳隆 | 7,486 | 33.9% |
| 高田 英亮 | 5,483 | 24.8% |
| 山田 正彦 | 5,393 | 24.4% |
| 杉山 としお | 3,733 | 16.9% |
| 合計 | 22,095 | |
| 無効票 | 354 | |
| 投票総数 | 22,449 | |
| 投票状況 | 人数 | 投票率 |
| 当日有権者数 | 50,906 | |
| 投票者数 | 22,449 | 44.1% |
| 期日前投票数 | 11,105 | |
| 当日投票 | 11,107 | |
| 不在者投票 | 237 |
紀の川市区の県議選挙の結果は、表のとおり。結果からすると手が全く届かなかった選挙だった。4年後に向けて、どう運動を構築するか出直すことになる。
なかなか厳しい。
日本共産党は、党創立から101年の政党であり、一貫して国の在り方と政治の在り方を問いかけながら、国民主権と戦争反対を貫き、国民こそ主人公という信念を貫いてきた。反権力であるが故に、経済的な主流から排除される傾向にある。しかし、その中にあって、要求の実現に誠実に向き合ってきた。戦後、日本共産党が提案して実現してきた課題は多々ある。たとえば最近のトレンドはの一つは、学校給食の無償化。全国各地の運動は大きく広がり、今や国政の課題としても浮上しつつある。
戦後の民主的な運動にとって、日本共産党が果たしている役割は大きい。今回の県議選挙でも、杉山候補の政策が、4候補の中では最も具体的であり実践的だった。他の候補者の政策は、いずれも抽象的で、一体何をするのかさえ鮮明にはなっていなかった。もちろん、貴志川高校の存続、貴志川線の存続を掲げた県議会議員の現職はいた。しかし、この方のそれ以外の政策で具体的だったのは、北の山をぶち抜いて関西新空港に高速道路をつなげば、紀の川市は活性化するという「遠い将来の夢」(夢にさえならないかも)のようなものだった。
かつらぎ町の四郷のトンネルを貫通させる仕事は、33年前、ぼくが議員になった頃、今すぐにでも抜けるかのような感覚で、かつらぎ町のまちづくりがなされていた。当時の町長は、このトンネルの開通効果を最大限に生かすために、住宅開発計画を立て、事業の具体化を図っていた。しかし、実際のトンネル開通は、それから20数年の時間が必要だった。
関西新空港への高速道路は、今回の紀の川市区の県議選挙の候補者で、具体的な形になるのを目の当たりにできる人が何人いるだろうという話だ。これから先20年間で日本がどう変化するのか。今の政治勢力が日本を統治したままだと、日本の衰退は避けられないだろうから、この「夢」がどうなるのか、誰も分からないのではないだろうか。
国民の暮らしを豊かにすることを通じて日本を再生したいという日本共産党の見通しは、日本の将来に対するもう一つの選択肢だと思っている。この見通しは、地方では、人口の衰退と産業の衰退に合わせて、規模を縮小し、行政機構のみを維持したいという展望なき縮小論との対峙でもある。コロナ禍の中で国は地方に対し、規模の縮小を求め、命が奪われつつある現場からベッド数を減らしつつけてきた。
こういう異常なことが、現在進行中な中にあって、日本共産党は奮闘していると思っている。
統一地方選の前半戦、日本共産党は選挙で競り負けて議席を減らしたところが多かった。しかし、こういう状況の中でも県議空白を克服した県もあれば、議席を伸ばしたところもあった。
選挙は明らかな敗北だったけれど、しかし、みんな、そんなに塞ぎ込んではいない。どうやって運動を再構築するか、前向きに考えている。候補者だった杉山さんは、ケガもずいぶん良くなって、あいさつ回りにも行った。負けたところから学んで立ち上がろうということに前向きなのが心強い。
午後は事務所で会議。夕方からは、印刷の発注をして一段落。









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