スローピッチソフトボール
8時から開催された自治区対抗のスローピッチソフトボール大会に来賓として参加した。会場は笠田中学校だった。
「だれか、議員さんで挨拶してください」
大胆な公民館の主事は、開会5分前に笑顔で話しかけてきた。
年配の議員に相談すると、「共産党と言って挨拶したらええやんか」と言った。
朝はかなり冷え込んでいたので、参加者はみんな黒っぽい服装の人が多く、熊さんがたくさんいるような状態だった。年配の議員の冗談を真に受けて日本共産党の宣伝をする訳にはいかない。地域の議員を代表しての挨拶だ。
「筋肉などケガのないように気をつけて、親睦ですからがんばってください」
寒い日だったのでケガしないようにという話をした。
寒い。今年の12月2日の朝はかなり冷え込んでいた。体が硬くなってくる。
「先生、出てもらわなあかんで」
先生は余計なのになあと思いながら生返事をして、議員同士で話をしていると、区長が寄ってきた。
「人数がたらんので出てよ」
メンバー表を見ると、3人が欠席したので、ぼくともう1人の名前が書き込まれていた。
そんな話は一言も聞いていない。もちろん、グローブもタオルも何も用意していない。
最近、全くスポーツをしていないので、キャッチボールもバッティングもする気がしない。
それでも試合が始まった。グローブを借りないと守備にもつけない。
ボールが一番飛んでこないライトを守ることになった。
1試合目は8対1でわが自治区が勝利した。最終回の7回表、大量得点が勝負を決した。
2試合目になると一塁線側にボールが飛んできた。走って行って体を斜めにしてボールを取ろうとした瞬間、頭から地面に激突した。おでこと目尻を思いっきりすりむいた。
こけるつもりは全くなかった。こけるという感覚も無かったので全く手を着くなどの防御がなかった。気がついたら思いっきりこけていた。
攻撃するようになって、傷口を水で洗ってマキロンを塗ってもらった。スマホの鏡アプリで見ると、真っ赤になっている。なかなかかっこわるい。
2試合目は1点差で勝利した。他のチームは、負けが決まったので早々と会場から姿を消したが、わが自治区は決勝に勝ち進んで、3試合目を行うこととなった。
試合中、また打球が飛んできた。打った球は伸びることがある。ジャンプをするとまたこけてしまった。こんどはうまく回転したが、右肩を強く打ってしまった。
この試合は、4点リードされた最終回、満塁ホームランとソロホームランの2本が出て逆転サヨナラとなった。わが自治区は優勝した。
「ケガのないように」
という挨拶をしたぼくだけがケガをしてしまった。擦過傷だとFacebookに書くと「スローピッチソフトボールが、サッカーショーだとは知りませんでした」というコメントが書き込まれた。
サッカーショーを開催したのはぼくだけで、地面と強くkissをしたのもぼくだけだった。夜中になって頭も痛くなくて、目もかすんでいないので、脳内出血もなさそうだ。
スポーツを全くしないというのは、かなりだめらしい。スポーツマンにならないとね。反省。あと、思った以上に動かない体なのに、動くと思っている若いままの意識には、危険が潜んでいることを自覚しないといけない。









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