裁判を弁護士なしに闘い勝利した話

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岩出に行き、後援会員の訪問を行った。Sさんというお宅に行ったときのこと。
この方は地域の自治区の代表として民事裁判をおこなったが、裁判に必要な準備書面のいっさいをこの方が作成し、裁判を戦い抜いたという話は、驚愕に値する話だった。
相手の団体は、お金もあるので弁護士を立ててきた。
相手の弁護士は、こちらが素人なのを知りながら、だからこそ準備書面をあと3日で期日が来るというようなタイミングで出してきた。これに対応して、質問に対し事実でもってそれを反駁しなければならなかった。徹夜で文章を作ることが多かった。しかし、文章を書くことが好きだったし、法律の勉強が好きだったので、苦にはならなかった。
すごい話を聞かせていただいた。
弁護士との闘いに勝利した話は、この人の人生にとっても記念碑的なものだと思う。
地域には、ものすごい人がいる。
この人は、地方自治体も財務会計に精通するようになるべきだと言っていた。
そういう勉強をぼくはしていない。複式簿記については、基本的な理解がないので入門書のたぐいの本を何冊か買ったが、本当に身につけようと思ったら、やはり本格的な勉強が必要だということだろう。
「一生懸命努力して身につけたことは、必ず自分を助けてくれるし、人生の役に立つ」
この言葉は深いと感じた。
かつらぎ町にも、素晴らしい人が何人もいる。しかし、そういう人は政治から遠いところにいる人が多い。自治体が優秀な人々を結集できないところに、自治体の信頼のなさがにじみ出ている。
日本の政治は三流という話がある。政治の世界に身を置きながら政治は三流だという話にうなずきたくなる。
今日の訪問には楽しい出会いがあった。こういう出会いがあるので、人生は楽しい。


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Posted by 東芝 弘明