安倍さんの言葉を信じるのは悲しい
安倍さんの言い分を信じ込んで、日本は戦争しないということを信じる。
これは、「大勢に順応する」、「虎の威をかる狐」、「長いものに巻かれろ」
というように非常に楽な生き方だと思う。
傍観者のような人々も一定数存在している。
「大勢に順応する」
ぼくは、こういう姿勢は取りたくない。
そのためには、権力者のウソを見抜く必要がある。
今回の安全保障法案でいえば、法律案を読む。そこに何が書いてあるかを重視する。わかならければ言葉の意味を調べる。そういうことをした上で安倍総理の言葉を読み解く。
明らかにこの方は、法案に対しウソを重ねている。
たとえば、自衛隊の後方支援には、武器を使用することが改めて書かれている。
「リスクは高まりません」
こう説明していた。反撃を想定し、武器を使用することを法律に書きながら、リスクは高まらないというのは、法律案の説明にはなっていない。
武器の使用は、武力の行使ではない。というのは詭弁だった。外国は武器の使用=武力の行使に他ならない。当たり前だろう。これは。
集団的自衛権の行使については、日本が攻撃を受けていない時に、日本以外の国に対する攻撃によって、日本の存立危機が発生するときは、その国の要請を受けたら武力を行使できることが法律に書かれている。外国が攻撃されたら日本の存立危機が発生するという規定については、国会答弁では具体的に説明できていない。
集団的自衛権を隣の火事にたとえたのは安倍さんだった。たとえ方が間違っている。火事と戦争とは似ていない。隣の火事の火が大きくなって類焼の危険が高まったら、それは存立危機事態だから消火にあたる。安倍さんはこう言いたかったのだと思う。しかし、隣の火事が類焼するというたとえは、アメリカには当てはまらない。アメリカのワシントンが攻撃されたら、日本の存立危機になるというのは、どう考えても起こらない。ワシントンへの攻撃は隣の火事の話ではない。アメリカ本国が攻撃されても日本の存立危機にはならないのは、誰が見ても理解できるはずだ。
火事は灯を消すと終わるが、戦争に対し、他国の要請を受けて日本が参戦すると、どうしても戦火は拡大する。A国とB国との戦いに日本が参戦したら、戦争当事国は2国から3国なる。殺したり殺されたりする事態は、火事のたとえでは説明できない。
こういうでたらめな説明を信じて、安全保障法案に賛成するのは、いかがなものか。
安倍さんの言葉を信じるのは、かなり悲しい。









ディスカッション
コメント一覧
アベさんの漫画的なたとえ話を聞いていると確かに悲しくなりますね。
早い話がアメリカの要請があったら、イラクの時のような土木機械ではなく今度は重火器を持って駆け付けますということなのに、奇妙なたとえ話でごまかそうとするから、説明を受ければ売れるほど論理的なほころびが出てきますね。
国権の最高機関で幼稚なやり取りを聞いているのは本当に悲しいです。なにより子供の教育上よくありませんね。
日本語をムチャクチャにした責任は非常に大きいと思います。