自民党は国民とかけ離れてきている

雑感

 

自民党の本音ここにあり。自民党議員連盟創生「日本」憲法改正集会。「国民主権と基本的人権、平和主義、この3つをなくさないとですね。本当の自主憲法にはならないですよ」(拍手)。この発言をした人は、長勢甚遠(元衆議院議員、元法務副大臣)氏。統一教会の集団結婚式(天宙平和連合祖国郷土還元日本大会)へ祝電を送ったと報じられたこともある人物だ。

こういう集会が安倍総理出席のもとで開かれている。自民党議員連盟創生「日本」の会長は安倍晋三総理。
参議院選挙のときに、この集会の模様はYouTubeにアップされ、多くの人がこの動画を見て驚いているが、マスメディアは、この動画をニュースにはしなかった。国民主権と基本的人権、平和主義の否定というのは、まさに北朝鮮と同じような国になることを意味する。
憲法改正が政治的日程にのぼりつつあり、選挙報道でも改憲勢力が3分の2を占める可能性があるということが新聞の見出しになっていたが、どうしてこの動画についてのニュースがなかったのか不思議だ。

ネットを検索すると長勢甚遠氏はこういう風に語ったようだ。
「安倍内閣で法務大臣を務めさせていただきました長勢甚遠でございます。民主党政権のでたらめ・・・・戦後レジーム、敗戦体制もいよいよここまで来たか、それの象徴が民主党政権だと思います。安倍総理が戦後レジームから脱却と言われたときに、私も感銘を受けて一緒に行動してきました。・・・・・・国民主権、基本的人権、平和主義、この三つはマッカーサーが押し付けた戦後レジームそのもの、この三つをなくさないと本当の自主憲法にならないんですよ」

創生「日本」の会長としての安倍さんのあいさつも載せておこう。
「世の中で大いに憂うべきことは、国家が大いに憂慮すべき状態にある理由を知らないことである。もしその憂慮すべき事態になる理由がわかれば、どうしてその対応策を立てないでよかろうか。立てるべきである。
日本の変革期に於ける吉田松陰の言葉です。
未来に向かって日本が「誇りある国」として発展していく為には、戦後レジームからの脱却がなんとしても必要です。
民主党政権の成立によって私達の問題意識は、より鮮明になったと言えるでしょう。
なぜなら民主党政権こそ、戦後レジームそのものだからです。
創生『日本』に決意と覚悟を持った保守政治家が結集しました。
私達はまだ少数がもしれません。しかし草の根保守の人々は全国で立ち上がり始めました。
真面目に額に汗して働き、家族を愛し、地域を良くしたいと願っている日本の未来を信じる人達。そして日本を貶めるのではなく、日本の未来の為に汗を流したいと願う若者達です。
私達は全国各地で街頭で、あぜ道で闘いを始めます。
皆さん、日本の未来の為、共に闘いましょう。」

戦後レジュームからの脱却=国民主権と基本的人権、平和主義の否定。自民党は、国民からかけ離れてきている。


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雑感

Posted by 東芝 弘明