花のいのち
笠田中学校の体育祭に出席した。そのあと岩出市の2人のリーフを作り完成させた。
1時からTさんの葬儀に参列した。お寺の前住職の奥さんだったので、たくさんのお坊さんがいっせいに読経するというお葬式だった。大勢のお坊さんが読み上げるお経というのは壮観だった。信頼の厚い方だったので、ものすごく多くの人が参列しており、女性の方の姿が目立った。
切り花を飾るのがこの方の日課になっていたことを喪主の息子さんがあいさつの中で語ってくれた。通院していた病院にもお寺に咲いた草花を持って行き、飾っていたのだという。
「枯れる切り花だからこそ、命というものを知っていたのだと思います」
心に沁みる言葉だった。
まだ、日差しは熱い。夕方から1時間40分ほど、日曜版を配達していると、後ろ髪が汗でぐっしょりになった。
