小学校卒業まで医療費無料化、実現

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6月議会で子どもの医療費無料化が小学校卒業まで拡大された。実施は来年の4月1日からだ。
かつらぎ町は、今まで小学校入学まで(満6歳になってから最初の3月31日まで)医療費を無料にしていた。本町の場合、所得制限がないので、和歌山県の医療費無料化の制度を若干拡張していたということだ。
これを小学校卒業まで(満12歳になってから最初の3月31日まで)さらに広げたことになる。
日本共産党かつらぎ町議団は、当初、6月議会で議員提案によって年齢枠を拡大したいと考えて、条例案を準備していた。
「議案を提出します」
議長に報告すると、「名を取るのか、実を取るのか」と言われ、厚生常任委員会で議論するようになった。
厚生常任委員会で議論になると、この件については、最終日に追加議案として町長提案したいということになった。
その結果、日本共産党町議団が作成した議案が町長提案の議案として議場に上程されることとなった。
違っていたのは施行期日だ。議員団は10月1日としていたが、町は来年の4月1日とした。コンピューターのシステムの変更と医師会などへの周知に時間がほしいということだった。
4年間で過去に1度、医療費の無料化を議員提案したことがある。今回は2回目の提案になるものだった。
議員の議論が、町当局提案へと変化したので、議員提案はしなかったが、議長のいうように「名を取るのか、実を取るのか」という点で実を取る形になった。
橋本市が小学校卒業まで(6月議会で可決、来年1月1日実施)、高野町と九度山町が中学校卒業まで医療費の無料化を実現している。本町もようやく橋本市と肩を並べることになる。
2年後に小学校における学校給食と小学校の冷暖房完備が実施される。子どもの医療費の無料化の年齢枠が拡大されることによって、子育て支援の条件が少し良くなる。施策を通じて住みよい町をつくる努力が一歩前に進んだことになる。
うれしい。


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Posted by 東芝 弘明