議会の力はどこにあるのか
今日で一般質問が終了した。一番若い議員であるF君は、大分県の別府まで行って、現地を視察し、市長に話を聞いて学んだことを元に一般質問を行った。こういう一般質問はいい。彼は、今回葛城市にも足を運んでその経験を元に住民窓口カーを導入すべきだという一般質問を行った。
かつらぎ町の議員の質問は、具体的な分析を元に積極的に提案する形が増えてきた。
今回、町長の答弁は、かなり前向きなものだった。かつらぎ町議会全体が、議会基本条例制定以降、議員間の協議を力にして、質的に変化しつつあるように感じる。議会の議員活動は、議員による個人的な活動によって、大きく左右するし、その活動に支えられているが、ここの議員の活動が合わさって、集団としての力を発揮するようになれば、大きな力になって町政を動かすようになる。町長をトップとした行政機構に対して、議会は議員という集団によって行政に対峙する。
こういう形が次第に見えつつある。この変化は極めて大きい。
