不燃物の搬出日
朝、不燃物を出す日だった。娘は、春休み中に部屋を整理して、子ども時代のおもちゃをダンボール箱3つに詰め込んでピアノのある部屋に置いていた。
「不燃物の日にはおもちゃを出してよ」
妻は何度か、ぼくにごみ出しについての念を押していた。案の定、今朝も「ごみ出してよ」とさらに念を押された。
コンテナ2個を玄関に置いて、ダンボールを運び出して、おもちゃをコンテナに移し替えた。見覚えのあるおもちゃがたくさん箱の中から出てきた。
そうそう、この毛糸編み機、あったよなあ、とか「おっ、これはゲームボーイではないか」とか、いろいろなおもちゃが目の前を通過した。
コンテナ2杯は満杯になった。さげるとそんなに重たくない。
集積場は、家の斜め前にある。今日はごみが多かった。近所にも大学生になる同年代の子どもたちがいる。同じように春休み、色々な物を整理したのかも知れない。
ごみの集積場は、現在の時代の縮図。不燃物の日は、色々な物が目の前に並ぶので特にそう感じる。
Subscribe
Login
0 Comments
Oldest