復活 EGWord Universal2

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MacののワープロソフトにEGWord universal2というソフトが、「かつて」存在した。ワープロなのに文字組の細かい設定が実現しており、アウトラインを実装し、縦書きにも対応しているという優れものだった。
しかし、このソフトは、エルゴソフトという会社が倒産(解散か?)したことによって、更新されなくなった。それでも使い続けていたのだが、ぼくの場合は、MacOSのYosemiteあたり、2014年頃、開けなくなった。
それ以降、次第に使い始めたのはAppleのPagesだった。wordはどうも嫌いだった。

ネットで検索していると読書堂という会社が、EGWordを開発していた方々で作られており、この会社がEGWord universal2を現在のHigh Sierraに対応させて発売していることが分かった。完全復活だ。これはすごい出来事だった。開けなくなっていたデータが全部開けるようになった。
EGWord Universal2の価格は、7200円だったが、期間限定セールで3800円となっていたので、ためらいなくダウンロードして購入した。販売先はAppストアだった。

しかし、開いたEGWord Universal2は、開発が停止していたので、魅力が半減していた。Pagesの方が使い勝手がいい面がいくつもある。PagesとKeynote、Numbersというマック専用のソフトは、3つのソフトの親和性が高く、作成したコンテンツを自由自在に共有したり貼り付けたりできる。表計算が、どのソフトでもエラーなく取り込めるのはかなり便利だ。
EGWordは、表計算機能を実装していない。Numbersの表がEGWordに自由に取り込めるようになれば、このソフトは、強力なワープロソフトになる。そういうことを実現してくれるとありがたい。

Pagesは、縦書きに対応していない。これが最大の弱点だ。文字詰めもEGWordに劣る。ただ、Pagesの横書きでレジメを作成するのは、非常にいい。連番とか、イメージを活用した箇条書きがレジメ作成の時に重宝する。
EGWordが、Pagesの良さを全部取り込めば、鬼に金棒のソフトになるんだけれど。これが実現したらもうwordには戻れない。


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Posted by 東芝 弘明