駐車料金150円也
妻の叔父さんのことで和歌山市内に行って、社会保険の任意継続の手続をした。第一生命ビルの３階に協会けんぽの事務所がある。車は、ダイワロイネットホテル和歌山の立体駐車場を利用した。
協会けんぽの事務所で30分以内は無料だというサービス券をいただいて建物を出た。
駐車場に着くと駐車後25分が経過していた。
車のドアを開けた。
「駐車券がない」
車の内側のドアを開けるところのくぼみに駐車券を入れていたはずなのに、駐車券が忽然と姿を消していた。
「またか」
和歌山医大での出来事が頭をよぎる。
車の下を探し、暗い中で車のシートを手探りで探した。
ない。
時間が刻々と過ぎ駐車後30分を経過した。
仕方がないので、歩いて管理人室に行った。
ノックをしてドアを開ける。
「あのー、駐車券を紛失したんですが」
細身の守衛さんが振り向いた。
「11時5分頃と違う？」
いきなりこう問いかけられた。
「はい、11時5分頃です」
「落ちてたわ」
すぐに駐車券が出てきた。
助かった。話が早かった。
車を動かして、料金ゲートで車を停める。
駐車券を差し込む。
250円という表示が出る。30分無料券を差し込む。
わずか100円安くなった。
数分間の違いで無料のはずの駐車料金が150円になった。
駐車券は、紛失しないように。もしくは、車のすぐ側に落とさないように。
これが本日の教訓だった。
