Garage Band
朝から4時間かかった。長いこと掃除していなかった。台所の最大の敵は油だ。換気扇は、油を吸い取ってまわりをそんなにベタベタにしないが、換気扇自身は油がこびりついている。昨年もその前の年も換気扇の掃除をしなかったので、「3年越しの掃除」らしい。
今回は、外側の換気扇の蓋も掃除した。洗濯物を干し終わった妻も掃除に参加して4時間、2人がかりで換気扇と格闘した。娘は2階でガレージバンドというソフトで編曲した曲をパートの楽器ごとに譜面起こしをしていた。
ガレージバンドは、楽器ごとの音源があり、0から曲を作ることができる。五線譜による言語を読めないぼくにはチンプンカンプンだが、娘は中学生の頃からこのガレージバンドを使って楽しんでいる。今回は、下の楽曲から新たな楽器のパートを作成して曲の編集を行っていた。
音楽というのは、音を楽しむと書いている。唯一楽しいという言葉がくっついている学科だ。美術は術なので美しいわざという意味を持つ。音のもつルールを体得し、それを楽譜を通じて理解したものだけが、譜面に描かれた言語を理解できる。万国共通の言語が譜面だ。共通語という点では譜面に勝るものはないのかも知れない。ただ、譜面を読める人は少ない。
