宣伝カー作製
朝9時集合でYさんと2人で宣伝カー作製作業を行った。13万円したアルミフレームを組み立てて、昼を過ぎてからアルミ複合板をビス留めして宣伝カーの枠はできあがった。端から1.25㎜の場所に穴を開けて、本体にビス留めするのが難しかった。アルミのフレーム枠には、カーテンレールのように溝が切られていて、そこにビスをネジ止めすれば看板が固定できるという仕組みだった。設計どおり作ってもらった看板はミリ単位でぴったりはまるものだったが、どういう訳か端がほんの数㎜入らなかった。それは、アルミフレームの端を叩いて少し広げるようにすれば解決した。
大きなものを組み立てていくと、正確に作っても、こういう微妙なことが多々発生する。巨大な建物の場合、現在の技術では、このひずみまで詳細に設計に組み込んで作られる。重さなどによって生じる歪み、地球の丸さを計算に入れて、その影響を設計に組み込む力は、ぼくたちの想像をはるかに超えている。
そんなことに思いをはせながら、車に音響システムを配線していくYさんの作業を見ながら手伝った。
夕方暗くなってからは、懐中電灯で照らしながら6時過ぎまで作業を行った。スピーカーをアルミフレームに組み込み、車の屋根の上に載せるまでには、まだまだ時間がかかる。
