マジ、アリエナイ状態
朝、裏庭の草削りを行った。やり始めると夢中になる。昨日と同じように汗はそんなにかかない。気温が低い。農家に聞いても、この低温状態は、農作物に影響がないらしい。
コロナの騒ぎで気温の低さが世間の話題になっていない。世の中は新型コロナの話ばかり。それなのに必要で的確な情報がどれほど届いているのか。
やはり文字による情報がいい。映像と音声であるテレビは、印象が曖昧になる。新聞をじっくり読めば、有意義な情報が手に入ると思われる。政治の動きを知りたいのであれば、「しんぶん赤旗」は欠かせないだろう。他の新聞には書かれていないことが書かれている。与党の政策と野党の政策が判るようになっており、どういう状況のもとで政府の政策が変化していったのか、よく分かる。
安倍内閣の政策は、右往左往しており、変なものがこの間多かった。変な政策がどう変化したのかを、きちんとつかみたいのであれば、赤旗が役に立つ。決して与党の中で、自動的によりよいものに変化しているのではない。国民の困っている状況、各業界の要求や動き、学校現場のリアルな姿。さまざまな動きがあって、世論が起こり、野党がそれを取り上げる中で変化が起こる。国会の変化、国民のリアルな姿を知るという点でも、赤旗は重要な役割を果たしている。
政府は、PCR検査を増やすといいながら、1円も補正予算にPCR検査を増やす予算を組んでいない。検査の体制を増やすためには多額の予算が必要になる。医院や病院で検査体制を強めるためには、建物の外にテントなどで検査できる施設を作り、防護服、マスク、シールド、手袋などをスタッフ分用意する必要があるし、とりわけPCR検査に基づく分析には月数千万円の予算が必要になる。ここに予算を組んで医師が必要性を判断すればPCR検査を行えるように改めないと、新型コロナがどれだけ感染しているかを把握できない。
今のような状態を放置したら、感染の全体状況を把握できないので、院内感染などを避けることができなくなる。マジ、アリエナイ状態が続いている。
