マイナンバーはもうむちゃくちゃではないか
お詫びして訂正します
以下の記事は、朝日新聞の1面トップの記事を読んで書いたものだ。記事にあった5484万件というのは、全体の登録件数で、6月8日の新聞報道では、家族名義になっていた件数は全国で13万件だったとなった。家族ではなく他人の口座への紐付けは748件あった。
朝日の記事をぼくは読み間違えた。お詫びして訂正したい。ただ、政府発表の13万件という数字については「少なくないか」という疑問がある。引き続き注目したい。
マイナンバーのトラブルは、底知れなくなってきた。6月4日の朝日新聞の1面には、本人の口座のみに紐付けるべき公金受取口座が家族名義になっている事例があることがわかった。登録件数（加筆）は5484万件もあるという記事が掲載された。この中でどれだけの誤りがあるのか（加筆）。
デジタル庁は家族名義の口座登録を「できません」という表現で禁止していたのに、登録システム上、口座が本人名義かどうかチェックする仕組みがなかったために、この問題が発生した。デジタル庁は、一旦このような登録を取り消すことも視野に入れているという。
この話、マイナ保険証に保険証のすべてを切り替える法案の裁決時には伝わっていないものだった。朝日新聞は「家族ら別人の登録が多数にのぼっていることについて政府は国会で説明していなかった」と書いている。
いったい、法案を提出した政府と賛成した自民、公明、維新、国民は何を考えているのだろう。強行すればいいというだけなのか。
