朝9時から会議があったので、5時15分過ぎから8時頃まで昨日の雨によって被害が発生した地域の状況を見て回った。西渋田と東渋田、星川、天野、志賀、新城。志賀の真国川の氾濫が大きな被害を発生させていた。山が水を保つことができなくなって、さまざまなところから道路に土砂と水が流れ出し、道を遮っていた。山からの道が川のようになっていたところも何カ所もあった。そうやって川に流れ込んだり、小さな水路が溢れかえったり、水路の水が家の中に入ってきたりとさまざまなことが発生していた。（写真は元志賀小学校）
下新城では、国道370号が貴志川の増水で擁壁の底がえぐられ、半分弱道路が陥没していた。以前災害で陥没したところから少し離れた箇所だった。
かなり多く写真を撮ってみた。全国的にも甚大な被害が発生しているが、和歌山県北部も含め激甚災害に指定してもらいたいと思う。
役場からの情報があり、8時集合で地域の被害を見て回るということだったので、朝早くあった人にはそのことを伝えた。志賀は下流も、元志賀小学校の当たりも大変な状況になっていた。元小学校は、かなり浸水した状態になった。
議員の中には、一緒に浸水した家の後片付けに協力した人もいた。頭が下がる。
町職員のみなさんが、総出で状況を確認して対応してくれていることに感謝したい。
鉄道が運休したので、友人の中には大阪から帰れなくなった人もいた。南海高野線は午後運行を開始したので友人は帰ってくることができた。南海高野線は3日の18時、高野下─高野山間の運行停止の情報を更新している。このときの発表ではいつ復旧するかは情報がなかった。3日は、代替バスが480号を走っていた。
JR和歌山線の橋本駅─粉河駅間は、6月4日から一週間程度運行を停止し、代替バスを走らせるとなっている。この情報が役場から届いた。
