想像の羽を伸ばせ
橋本市からの帰り、かつらぎ西インターで降りてガソリンを入れようと思っていた。かつらぎ西まで2キロという表示を見た後、ぼんやりと考えているとインターを通過してしまった。
「降り損なった」
次の降り口は紀の川東だ。あと4キロもある。4キロ先に進んで4キロ戻らないと、背ノ山のガソリンスタンドにたどり着かない。
時間と距離とガソリン、もったいない感じがした。
こういうことが、何度かある。橋本インターで降りずに隅田までいったこともあるし、高野口の大野で橋本に向かおうとして大谷まで戻ったことがある。
娘が笠田駅を通過して高野口まで行ったときに、ものすごく後悔していた。その気持ちがちょっぴり理解できた。
相手の立場に立ってものを考えるという言葉があるけれど、自分が体験しないと分からないことがある。自分が体験したことを思い起こして、相手の立場を理解することが、相手の立場に立つという一つの方法。この訓練を重ねて行けば、相手の立場に立つ考え方が身につくかも知れない。
想像の羽を伸ばせ。
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