柔らかい文章と尖った文章

出来事,雑感

柔らかくて、読むとほっと温かくなるような文章を読んでいると、自分でもそういう文章が書きたくなる。
小泉さんの書評に次のような文章があった。
「読み始めたと時には耳慣れない言葉や見た事のない風景の描写に戸惑っていたのに、読み進むうちに輪郭が現れ、線を結び、立体になる。やがて、色や音や光や匂いすら感じる事ができるようになる。私の頭の中に巨大なワイドスクリーンが広がっていくようだ」
舌を巻いた。ぼくには書けないなとも思った。
外国のケルト民族の民話をモチーフに描かれた壮大なファンタジー小説に対する書評の中にある文章だった。目の前に映像が立ち上ってきた。

そうだ。毎日小泉今日子さんや石垣りんさんなどが書く文章に触れながらブログを書くと、これらの人の魂のかけらのお裾分けをもらって、ぼくの文章にも柔らかさや温かみが出るかも知れない。新聞や論文ばかりを読んでいると、心が尖るような感じになることを考えると、小説やエッセイの力を借りないと、文章を読んでもらえないよねと思う。

役場の近くにあるファミマのお菓子コーナーに100円で買えるファミマブランドの袋が並んでいた。それが、昨日、久しぶりに100円でお菓子を買おうと思ったら、120数円の値段がついているものばかりだった。100円のお菓子が見当たらない。これは一大事だ。物価が20%ないし30%近く上がっている。
最近はこの物価高でも財布の中身に変化はない。レジに立って言うのは「ペイペイで」という台詞。キャッシュレスで物価高をやり過ごしていると、決済時にお金がごっそりなくなる。さてはキャッシュレスの企みは、物価高を麻痺させるところにあったのか。これは世紀の大発見なのかも。

今日は6月第2回会議。通年議会なので6月会議が終わっても、もう一度本会議が設定された。月曜日が質疑と採決の日。議会が終わったあと次の会議が設定されていたので事務所に戻った。
会議が始まるまで読んだのは、新聞記事のように尖った文章だった。
お昼は3人で食べに行った。キャッシュレスばかりしていたので財布を持ってくるのを忘れた。
「東芝さんはよく忘れますね」レジで笑いが起こった。
これがキャッシュレスの一つの害悪かも。

出来事,雑感

Posted by 東芝 弘明