斑鳩町のごみ処理視察へ

雑感

朝6時59分発の王子行きの電車に乗るために、大谷駅のベンチに座っていると、耳が冷たくなった。寒波到来で気温がマイナス零度以下に下がっていた。風が強かったので霜は降りていないし、車のフロントガラスも凍ってはいなかった。

この電車に7人が乗り込んで、視察団は8人となった。ぼくは生まれて初めて王子まで電車に乗った。約2時間も移動に時間を要したのが驚きだった。
行き先の斑鳩町は、法隆寺の近くにあった。この町は日本で4番目のゼロウェイスト宣言を行った町だった。燃やさない、埋め立てないというゼロウェイスト宣言というのは、自治体にとって、自らの喉に刃を突きつけるような宣言ではないかと思った。しかし、この決意をもって、如何にして燃やさない、埋め立てないという精神を貫き、分別を図っていくのか。この姿勢にぼくは感服した。

燃えるごみの組成分析(ごみ袋の中のごみの構成分析のこと)をおこなって、如何にして紙類を燃やさないようにするのか、ここに苦心のしがいがある。同時に燃えるごみの中にある剪定シバや落ち葉、枯れ草を別処理に移行するか、生ごみの処理をどうすすめるか。この3点が減量化のカギをにぎり、最後は紙おむつの収集と再処理をどうするかにかかっているという話だった。

紙おむつの再生利用は、全国的にもまだ始まったばかりであり、見通しが立っている所までは進んでいない。しかし、課題がどこにあるのかという点で、目指すべき方向がはっきりしていたのは素晴らしかった。冒頭の写真は斑鳩町役場を横から撮ったもの。

視察が11時過ぎに終わり、お昼ご飯を法隆寺前で食べて、電車に乗って新大阪から静岡県掛川市へ。そういう移動が午後の行程だった。関ヶ原と米原あたりの雪で新幹線の運行に遅れが生じていた。寒い一日だったが、掛川駅に下りると、宿泊のホテルは目の前だったので安心した。

雑感

Posted by 東芝 弘明