視察2日目は静岡県掛川市へ

雑感

視察の2日目は、静岡県掛川市へ。テーマは同じごみ処理だった。ここは人口10万人以上の街で、ごみの1人当たりの排出量が595グラム/日ということで、排出量が全国で2番目に少ない市だった。如何にして燃やさないようにするのかという点で斑鳩町と同じように努力が行われていた。落ち葉や剪定シバは公園などに設置されたコンテナに入れると、堆肥になるというような取り組みが行われていた。この町は資源を回収するために業者の力を借りて行っており、このルートに乗ったものは、ごみの排出から除かれていた。この考え方については、法的な根拠があるという話だった。

かつらぎ町は古紙回収をゼロ円入札で業者にお渡ししているが、掛川市の考え方であれば、このルートに乗ったらごみではないという捉え方をしているということだった。なるほど。この考え方は面白い。家庭から出た一般廃棄物を全部カウントして、リサイクル率などを出すのではなくて、再生利用のルートに乗ったものは、ごみとしての扱いからは切り離すという発想は面白い。この考え方で行けば、紙の森への持ち込み、他の業者の施設への持ち込み、スーパーが行っているトレイ回収への協力など、そういう仕組みを構築すれば、ごみが減量化されることになる。

何もかも、広域のごみ処理施設に持ち込むようにし、処理するという考え方からの発想転換が必要だろう。これは、広域処理と市町村内の収集運搬との関係をきちんと定義し、広域処理の施設は造るが、如何にして処理量を減らしていくのかという広域計画が必要だと思う。処理施設の規模を設定するときに、収集・運搬の自治体の努力を促し、如何にして処理施設における処理量を減量化していくのかという、ごみ処理計画がカギを握るということになる。こういう方向での研究を進めたい。

この発想に立たないと、広域処理施設の計画に見合うごみ処理みたいなことになってしまう。ごみを如何に減らすのかを目的にした処理計画が求められる。

写真は一番上が掛川市役所の玄関前、2番目が議場、3番目が掛川駅前

雑感

Posted by 東芝 弘明