原発のことは神さんに訊け

出来事

吉田予定候補とある神社に行った。
気さくな神主さんが出てきた。
「よく聞かれるんですよ。原発のこと、どうなりますかって」
「どうして、神社に来て、みなさん原発のこと聞くんですか」
「おみくじでも白黒付けますやん、どうも神さんに訊いたら何でも分かるって思わはるみたいで」
「なるほど。そういうことなんですか」
「ええ、そうみたいです」
「ゆくゆくはなくなったらいいと思うんですけどねえ」
神主さんはそういいながら、「実際のところどうなんですか」と訊いてきた。
原発は、定期点検があり、何ヶ月も止める必要があるのでバックアップ電源を持っていること、したがって電力はまかなえる体制にあることを話して、3機が40年を超え、16機が30年を超えて老朽化していること、原発の技術は最新だというが、実は非常に古い技術で成り立っていることを説明し、廃炉を進めていかなければ実は老朽化で危ないといい、さらに「原発の開発につぎ込んでいるお金を自然エネルギー開発に回せば、ものすごい勢いで発電できる」と説明した。

なかなか、何が事実なのかもよく分からないという話もした。最大の問題は政府にあると。専門家は、「危ない」という人もいれば「危なくない」という人もいる。政府が事故の収束宣言をして、それを基本に動き、再稼働を推進し同時に避難区域の一部解除をしようとしている。政府が事実を明らかにして説明を積極的におこなえば、もっと真実が分かる。一専門家がいうよりも政府がいう方が説得力がある。そう説明すると、
「そうですよね。一コメンテーターが言うよりも、ニュースキャスターが『こうだ』という方が説得力がありますよね」
こんな答えが返ってきた。
誰が何をどう発言するのか。真実を明らかにするという点でこういうことが大事になっている。


にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 和歌山県情報へにほんブログ村 政治ブログへにほんブログ村 哲学・思想ブログ 哲学へにほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログへブログランキング・にほんブログ村へ

出来事

Posted by 東芝 弘明