一気に氷が溶けた

出来事

午前中、和歌山に行った。弁護士に面会して見解を伺った。
専門家の方に話を伺うと世界が開ける。自分たちだけで悶々としていた話が、思っている以上にハードルが小さいことがよく分かった。
「案ずるより産むがやすし」
今日はこのことを心底痛感した。

強弁が強いかのように見える。しかし、まさにそれは強がっていっているだけであって、何の根拠もないことがある。文書一枚で請求すれば、氷が溶けるようにいとも簡単に問題が解決することがある。
今日の相談事は、まさにそういう内容だった。

法律がからんでいる問題で言えば、常識的な認識だけで問題を判断すると間違うケースがある。日本には、数多くの係争があり数多くの判例がある。争わなければ決着しない問題もあるが、争う必要もなく簡単に解決するケースもある。それなのに判例や事例を知らないゆえに、一から築き上げないと山を登れないかのように思っている。しかし、先人の多くの人々が闘って道を拓いてきたので、今からたたかう人は、リングに登る必要さえない。
非常識な無知なる世界で、無知なるものが無知をふりかざして強弁しても、全く通用しない。
「司法が判断する」という点でいえば、相談に行った問題では、司法がすでに何度も何度も判断しており、争う余地がないということだった。

知らないことは、ものすごく多い。知らないがゆえに入口で右往左往している。専門家の力を借りることが、どうしても必要な場合がある。今日は、このことをあらためて痛感させられた。


にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 和歌山県情報へにほんブログ村 政治ブログへにほんブログ村 哲学・思想ブログ 哲学へにほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログへブログランキング・にほんブログ村へ

出来事

Posted by 東芝 弘明