入道雲。

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雲を見ながら車を走らせていた。
入道雲は空に高く伸び、高い部分は光を弾き白く輝いていた。
雲の形は、刻々と変化し見ていて飽きない。
入道雲のある空を眺めていると「地球」という存在を感じる。人間は小さな存在。
現在、地球は自己回復機能を発揮して、地球を破壊しつつある人類を排除しようとしているのかも知れない。
暑い夏の雲を見ているとこんな感想もわき上がってくる。
地球を支配しているのは人間だと思っている人は多いだろう。
しかし、地球上で最も数の多い生物は、微生物だろう。地球上でも人間の知らない世界の方がはるかに多い。
地球の歴史は、人類崩壊後も続く。
そんなことも雲を見ていると浮かんできた。
雲。新城で過ごしていた小学校の時代。川原の砂に仰向けになって身体を焼き、雲の流れを見ていた。真っ青な空に白い雲。
夕立に会って、建物の中に逃げ込んで、雨が上がるのを待ってプールに飛び込んだ。プールの水面を激しくたたく雨。無数の波紋を見ながら、早く雨よ上がれ。こんなことを考えていた。
朝から晩まで遊んで、真っ黒に日に焼けていた。
子どもの時代。夢中になって遊んだ時間。
雲を見ていると自分の子ども時代と雲がつながっているような気がしてきた。
青い空と白い雲の形が、子ども時代に見たものと同じように見えたからだろうか。


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Posted by 東芝 弘明