年金特別便、宙に浮いた年金記録、つながる。

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夕方5時過ぎに和歌山東社会保険事務所に車を走らせた。夕方といっても暑い。
車の中に西日が差し込んでくる。光の速さは、秒速30万キロ。日差しをかわして車を走らせることはできない。当たり前か。
6時前に社会保険事務所に着いた。7月は、時間外である午後5時15分から午後7時まで相談窓口が開いており、年金受給期間などについての相談ができる。
ぼくは今回、委任状をもって身内の年金の相談に行った。
受付に男の人が立っており、用紙を1枚手渡された。
相談用のブースが設けられている。案内されたところに行ってしばらくすると背の高い男の人が現れた。優しそうな感じの人だった。
相談の結果、1人は国民年金をかけていた期間がすべて欠落しており、16年10か月分の年金を加算することができた。いわゆる宙に浮いた年金記録が、本人のものであることが確認でき、記録がつながったということだ。今回は、年金手帳に国民年金の加入月が記載されていたので、社会保険庁のコンピュータ内の記録と突合しやすかった。このケースはわりと簡単だった。年金額で月額約4万円。受給したときに遡って年金が戻ってくることになった。
「なぜ、こんなことになっていたんでしょうか。よく分からないですね」
男の人はそういって首をかしげ、こう続けた。
「こんなに長い期間、抜けていたのはめずらしいです」
話しやすい方だったので、「社会保険庁の解体でよけいに混乱するんではないですか。この問題を解決するまで組織の再編はすべきでないと思いますが」と声をかけた。
「社会保険庁は3つに分かれます。それによって事務は、3つの機構に分かれるので3つのところに行かなければならない人もでてきます」
「混乱しませんか」
「混乱するでしょうね」
「独立行政法人になるのですか」
「そうです」
「なぜ、こんなことをするんですか」
「議員さん方は、人件費の削減が目的なんじゃないでしょうか」
「なんだか、ばらばらにされた郵便局と同じですね。郵便局も4つに分かれて(郵便局長なんかは)困っていますよ」
このようなやり取りになった。
社会保険庁のずさんな年金管理を利用して、小さな政府を作ることに熱中する桝添さん以下、構造改革推進グループの顔が見えるような会話だった。
やっぱりこの国は、おかしな改革に狂奔している。自民党の病気の根は深い。不治の病みたいな感じだ。
もう1人の分は、書類を確認しても訂正できなかった。こちらは致し方ない感じだ。
さて。
IOデータのハードディスクが壊れた。事務所でPowerBookのバックアップ用に活用していた方のハードディスクだ。MacのTimeMachine(タイムマシン)というシステムで気持ちよくバックアップをとっていたが、Macに繋ぐと赤いランプが明滅してハードディスクが認識できなくなった。
この現象は、ぶっ壊れた証拠だった。
例のごとくIOデータの本社に電話を入れる。オペレーターの方が電話に出た。今回は男の人。昨年11月購入の機械だったので、まだ保証期間内。送料負担だけで直してくれることになった。明日ハードディスクを宅配便で送る。
最近は、連絡するとメールで返送方法の詳細を通知してくれる。それを見て返送する。わりと簡単に事が済む。
直るまで待つことにしよう。


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Posted by 東芝 弘明